2021年を振り返る

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2021年9月30日放送 東日本放送「チャージ!」より

ブログに書こうと思ったことを忘れる今日この頃。今年も色んな事がありましたね。私的には、宮城で開催されたトムとジェリー展から始まった一年という感じでした。世界的にはアメリカ議会襲撃事件から始まったという感じでしたが。

今年のテレビ界

宮城開催のトムとジェリー展はKHB東日本放送が主催でした。KHBと言えば今年10月、社屋をあすと長町に移転し、ロゴと表記がkhbに変わりました。マスコットキャラクター・ぐりりのデザインも一新されましたね。ミヤギテレビ東北放送(tbc)が相次いで急に以前のキャラをリストラし新しくする中、この東日本放送仙台放送はアナログ放送時代からの愛用している訳で。キャラを新しくするのはいいですが、引継ぎのイベント等がなくいきなり変えるのは如何なものかと思います。視聴者向けにやらなかっただけで、内部ではやってたのかもしれませんがね。ミヤギテレビのミテ、東北放送のニューニューが相次いで急に降板し新キャラが登場した時は悲しかったです。

1月末にはディズニー傘下のCS局・ディズニーXDナショジオワイルド、FOXムービーが一斉に閉局。FOXがディズニーに吸収された影響と、ディズニー+を普及したいディズニーの思惑など様々な事情からの判断だと思いますが、残念でしたね。ディズニーXDの最後のクロージングは粋でした。

CSでは東北新社放送法違反でザ・シネマ4Kの停波(閉局)もありました。同じ条文での違反があったフジテレビは停波されず、放送法の存在意義は本当にあるのか?と思いましたがね。

今年のアニメ

プリティーシリーズの最新作・ワッチャプリマジ!が放送開始しましたね。みゃむかわいい。このアニメのお陰でニジガクの殆どのメンバーが知ってる声優になったので、去年3話で挫折したラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメを最後まで見ることができました。全員可愛すぎて、推しを一人に決められない!ということでニジガクは箱推しですw

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ラブライブシリーズも最新作・ラブライブ!スーパースター!!が放送されましたね。オリンピックや高校野球の影響を受ける中での放送となり、8月15日放送の4話に関しては19時放送開始予定だったのが高校野球中継延長で3時間15分遅れの22時15分開始となり、生で見る勢は阿鼻叫喚でしたね。私は録画で見る勢ですが、レコーダーが追従できてなかったので手動で録画予約する羽目に。放送ファンの私的にはたまらない出来事でしたけどね。

私がスパスタを見始めたきっかけは主人公・かのん役の声優が宮城出身の伊達さゆり氏だったことと、中国人キャラの描写が気になるという点でした。見始める前の時点ではあまりキャラの詳細を調べておらず、お団子頭の子(千砂都)が中国人キャラ(クゥクゥ)だと思ってたので、見始めてギャップで心を撃ち抜かれましたね。クゥクゥちゃんの見た目、声を見聞きした瞬間好きになっちゃいました。性格は勿論、独特の訛りも好きです。

アニメの全体としては、全編から溢れ出るオーラの輝きが凄かったですね。鬱状態だったら眩しくて直視できないぐらい。中でもやっぱり主人公が主人公らしく王道を突っ走ってるような感じで、自然と応援したくなるようなキャラというのもかなりの魅力だと思います。

今年はスーパーカブも視聴しましたね。ホンダファンとしてこれは見ねばということで見ました。椎ちゃん可愛かったです。あと戦闘員、派遣します!も面白かったです。

上越新幹線E4系Max営業運転終了

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2021年9月30日 東京駅21番線にて撮影

かつて東北新幹線として走っていたE4系Max。これが10月1日で引退となりました。上記の写真はその前日に撮影しました。引退の日ではありませんでしたが、私の他にもかなり撮影しておられる方がいましたね。

本当は新潟駅まで行って新潟観光もしたかったところですが、当時はコロナ禍真っ只中でしたからね。砂塚あきらの出身地ということもあるので、いつか行きたいですね。

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2011年3月12日 仙台市広瀬橋付近より撮影

2階建て新幹線ということで初めて乗った時は勿論のこと、私にとって多くの思い出がある新幹線なのですが、中でも一番印象に残っているのは以前当ブログでも書いた、東日本大震災の発生時に広瀬橋付近で停車したMaxですね。

丁度広瀬橋から奇麗に車体が見えるように止まったという偶然の凄さ、そして一目で非日常が分かる象徴的な一コマで、一生忘れられない光景でしたね。

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2012年9月28日 仙台駅12番線より撮影

東北新幹線での定期運行が終わったのが2012年で、その時は最後の回送へ向かう姿を仙台駅で見送りました。当時はその情報があまり広まっていなかったのか、そもそも人気がなかったのか、あまり人は集まってなかったですね。やはりただの移管だったからかな?

以前からのJRの発表もあり、Maxの引退はもっと早くなると予想されていましたが、2019年の台風の影響でE7系の一部が水没、廃車になったことで上越新幹線への新車両の配備が遅れ、延命。そんな過去もあってか、JR東日本新潟支社の関係者の方々に愛されていたのかもしれません。だからこそ、新潟駅を始めとする上越新幹線管内でイベントを多く企画して下さったんだと思います。

E4系は引退するまで特急列車として世界最大の定員数を堅持してきました。仙台消滅のシーンのあるガメラ2に登場したE1系から受け継いだMaxの名に恥じない歴史だったと思います。今迄本当にありがとう、Max。

 

今年も一年をまとめた画像作りました。

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今日の動画

5/31

5月も終わりですね。皆さん如何お過ごしでしょうか。

アニメ視聴近況

明日のナージャ、ちょっと前まではdアニメやAmazonプライムで見られていたのですが、いつの間にか見られなくなっており…ただ、4月の東映アニメオンデマンドの見放題作品に入っていたので契約しました。DVDはプレミアついてるし、VHSは流通してないし、dアニメとかで次にいつ配信再開されるか分からないのでね。

明日のナージャに関しては、主役のナージャ役の小清水亜美氏に関連したネットミームに「絶対に許さない」というものがあり、それの元ネタを見たときからどんな作品か気になってたんですよね。なので今回最終回まで見ることができてよかったです。絶対に許さないの詳細については以下をご覧ください。

この「明日のナージャ」、おジャ魔女どれみシリーズとプリキュアシリーズの間の2003年2月~2004年1月に製作・放送された東映アニメーションの作品で、2003年の約100年前に当たる20世紀の、主にヨーロッパを舞台とした作品でした。敢えて20世紀を舞台にすることで、21世紀が始まったばかりの2003年から22世紀までの100年間に向けたメッセージが込められた作品だったのかな、とも思いました。

おジャ魔女どれみシリーズとプリキュアシリーズはヒーリングっど♥プリキュアしか初回から最終回まで見たことがないので各シリーズ作品についてあまり詳しく知りませんが、それらに比べれば全体的には暗い雰囲気の作品だったのかな、と思いましたね。一応ハッピーエンドではあったのですが。ナージャを始めとする子供に対して大人が容赦なく手を出すのですが、そこもまた面白い所でしたね。

ほぼ全話見ごたえのある話でしたが、この作品を語る上で欠かせないのは主人公のナージャ・アップルフィールドと同じ孤児院で一緒だったローズマリー・アップルフィールドちゃんですね。ナージャに負けないくらいこんなに可愛いのに、こんな悪役をこなすなんて…という感じで、ローズマリーが出る話はどれも手に汗握りました。と同時にローズマリー役の声優・宍戸留美氏の声にもハマっちゃいました。私の知っている近年のアニメだとプリチャンの緑川さらの母役をやっているそうですね。

ナージャローズマリー、どっちも可愛くて好きなキャラですが…どちらを取るかと言われれば、ローズマリーかな。仲間がいて幸せなナージャとは対照的で、どうしても同情しちゃいますね。ナージャも作中で何度も酷い目にあってますけど、主人公だからね。

話の内容はさることながら、私にとって馴染みのある声優もかなり参加しており、ルーニー・テューンズのグラニー役を務める京田尚子氏がおばば役、ミルキィホームズのトゥエンティ/二十里海役の岸尾だいすけ氏がトーマス役と、かなり豪華な面々の演技も楽しめました。劇中の記者・ハービー役の津田健次郎氏の声は遊戯王海馬瀬人役の時よりさらに高めの声で新鮮でした。他にも少女役のイメージがある折笠富美子氏の大人の女性(シルヴィー)役、あとは大谷育江氏の人間の女の子(リタ)役も新鮮でしたね。

東映アニメオンデマンド、4月は明日のナージャ目当てで契約しましたが、5月の見放題作品には私が最も思い出に残ってる作品、出ましたっ!パワパフガールズZが入ってたので、引き続き契約しました。6月は見たい作品がなかったのでここまでですね。

パワパフZ、やっぱ名作ですねぇ。私の中ではもう超大傑作です。アニメやドラマ、映画を見て涙ぐむことはあっても、涙がこぼれることはなかったのですが…最終回の変身シーンで涙がこぼれましたね。人生で一番感情移入したかもしれません。昔カートゥーンネットワークで一通り見たと思うのですが、今改めて見返してみると色々発見があったりして面白かったです。話の最後でケミカル素粒子光線を使ってモンスターを元の姿に戻したときにその正体が分かる回はスクービー・ドゥーシリーズを彷彿とさせましたね。

原作のパワーパフガールズのガールズ3人の中では昔からブロッサムが好きで、パワパフZを最初に見たときもハイパー・ブロッサムが好きだったのですが、パワパフZを見返した今でもやっぱり好きですね。ブロッサム一筋です。

ナージャローズマリー役を務めた宍戸留美氏がパワパフZでは金時桜子/セデューサ役で出演されていましたが、ローズマリーとはまた一味違った役回りで、見ごたえ・聴きごたえがありましたね。ちなみに、アイカツ!#63「紅白アイカツ合戦!」で西島サブ子役を務めた斉藤貴美子氏がセデューサ回の#8「魅惑の女!セデューサその1/その2」で桜子さんが訪れた化粧品店の店員役で出演されてました。一見普通のおばさん役の声のように聞こえますが、やはり特徴があって耳に残ってるものですね。私だけかもしれませんがw

あとは劇伴が変わる時にスクラッチ音が鳴る箇所があったりして、かっこかわいい劇伴と相まってエモさを感じました。

もしパワパフZがリマスター化されてBlu-rayとかで出るとしたら、特典でカートゥーンネットワークパワパフZ版ステーションID全パターン収録!とかやってほしいですね。

動画配信サービス

動画配信サービスといえば、一時期各サービスで配信されていたカートゥーンネットワーク(以下CN)放送作品もNetflix以外のサブスク系で見られなくなったんですよね。CNが傘下になっている組織はいくつかあって、一番上はAT&T、その一個下がワーナーブラザーズで有名なワーナーメディアで、CNはこのワーナーメディアの子会社なのですが、同じくそこの子会社でドラマを中心とした娯楽チャンネル・HBOを看板としたサブスク形式の動画配信サービスがHBO Maxと言いまして、それが去年の5月に始まったんですよね。

HBOだけでなく、CNを始めとしたワーナーメディア傘下企業の作品が楽しめるサービス、ということで、これが日本上陸したら往年のCN吹き替え作品が楽しめるようになるのでは?!と思っていた矢先、今年の4月から日本独自のサブスク系サービスとして名高いU-NEXTの作品群に加わる形で日本上陸しましたね。渋谷にもでかい広告が出てました。

案の定カートゥーン作品はほとんど配信されてませんでした。まだ始まってそんなに経ってないので何とも言えないとこもありますが。

アメリカではCNの姉妹チャンネルとして主にCNで放送しなくなった作品を放送する「ブーメラン(Boomerang)」があるのですが、こちらは既に日本上陸していて、いわゆるIPTV(ネットテレビ)サービスのdTVチャンネルで開局済みなのですが、大まかに言うと大人向けと近年の作品ばかりで、私の見たい作品がほとんどないので契約するには抵抗があるんですよね。最近放送してるラインナップだとチキチキマシン猛レース!とミスター・ビーンビー・クール スクービードゥーぐらいしか知らないので。ちなみにアメリカ版ブーメランの最近の放送ラインナップを調べてみると、トムとジェリーパワーパフガールズ(1998)、デクスターズラボガーフィールドと仲間たち、ビリー&マンディビー・クール スクービードゥー(日本版ブーメランで放送中*1)等々があります。このラインナップだったら絶対契約してるですがね…。パワーパフガールズやデクスター等は一部のエピソードを日本のCNがYouTubeにアップしていますが、やはり少ないですね。特にデクスターの方はマンダークが登場する回が一つも入ってないのでなんだかなぁ、という感じです。マンダークはCNの日本オリジナルCM(↓の4分23秒頃~)にも出たくらいのキャラなのに…

ブーメランはアレですが、カートゥーンネットワークではカートゥーン大好き リクエストアワーが去年までで休止し、今年から平日深夜に旧作の放送枠ができたので、そこに期待ですね。今はビリー&マンディおくびょうなカーレッジくんKNDハチャメチャ大作戦フォスターズ・ホームが放送されていますが、今後も様々な旧作を幅広く再放送してくれたらありがたいですね。ネット配信に作品配給する気がないならですけど。

今年日本上陸したHBO MaxもといU-NEXTでは近年CNで放送しなくなったハンナ・バーベラ作品、カートゥーンネットワーク作品、それらの中でも特にソフト化されていない作品の配信を心から願っています。ピンキー&ブレインやダック・ドジャースの吹き替え版がまた見れる日が来るといいのですが(合法で)。

とはいえ、それの障壁になりそうなのは既に一部のCNオリジナル作品がNetflixで配信されており、今も続いていることですね。中でもAdult Swim枠作品のリック&モーティはネトフリの為に吹き替え製作されてるぐらいなので。U-NEXTでもネトフリでも、有料レンタル式でもいいので主要作品の全てのエピソード(特に未ソフト化作品)が見られるようになるといいのですが…(ビデオマーケットではエドエッドエディ等の作品が有料レンタルで見れますが、全ての放送済みエピソードが見られる訳ではないので…)

それとはまた別の話になりますが、CNと私の思い出の作品・キルミーベイベーの意外な接点を最近見つけました。昔CNでカートゥーンキャラが登場するMVのような映像をランダムで流すGrooviesという番組間のミニ放送枠があったのですが、なんとキルミーベイベーの劇伴を担当したEXPOのメンバー2人が編曲した曲を使った映像がその枠で放送されていたんです。山口優氏はJosie and the Pussycats Mid-80's mix、松前公高氏はEd, Edd n Eddy - Mono Synth Mixという曲で。どちらも放送当時見ていたので、そんな昔にこのお二方のアレンジ曲を聞いていたからこそ私はキルミーが好きになったのかも、なんて思いましたね。

カートゥーンネットワーク放送作品出演声優で最近のアニメにも出てる方、ルーニー・テューンズ声優は大御所ばかりなのでアレですが、CNオリジナル作品となるとあまりいらっしゃらなくて。その中でもかなり活躍されているのはジョニー・ブラボー役の成田剣氏ですね。2019年にはスター☆トゥインクルプリキュアでキュアセレーネ/香久矢まどかの父・香久矢冬貴役を演じられていたそうです。他にも、デクスターズラボのデクスター役・喜田あゆ美氏は私に馴染みのある作品だとアイカツ!アイカツスターズ!アイカツシリーズの2作品に出演されていました。アイカツ!での出演は、藤山さんという役で、最初のオフ回に当たる#24「エンジョイ♪オフタイム」で主人公のアイドル・星宮いちごにサインを求めるおばさんの役でした。アイカツスターズ!での出演は#33「迷子のローラ!?」で、桜庭ローラがスパリゾートで白銀リリィからアイカツにおいて何が大切かを教わるローラ回。このリゾート施設に来た客のお婆さんの「かめさん」役として出演されていました。ちなみにこの次の#34ではおかしなガムボールのドバイアスを逆にしたような髪の子が登場します。

あと書いておきたいのは今現在のクレヨンしんちゃんカートゥーン声優が結構共演していることですね。野原しんのすけ役の小林由美子氏はおかしなガムボールのダーウィン役、野原ひまわり役のこおろぎさとみ氏はルーニーテューンズのトゥイーティー役、佐藤マサオ役の一龍斎貞友氏はカウ&チキンのカウ役でそれぞれ吹き替えを務められた錚々たる方々が共演なさっているということを最近調べて気づきました。やはり子供向けアニメのキャスティングは凄いですね。

とまぁ声優を辿ってアニメを見るのも楽しいものです。

 トムとジェリー

 2月、トムとジェリー展に行ってきました。

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2019年に東京で始まってから日本各地を巡り、この宮城が日本最後のトムとジェリー展開催地となりました。2月6日~3月7日の開催でしたが、運悪く2月14日に強い地震があり、一部の展示物が被害を受けたそうです。

トムとジェリーについての展示は勿論のこと、トムとジェリーを創り上げたハンナ・バーベラの名作達についての展示も結構ありました。ハンナとバーベラが設立したアニメ制作会社ハンナ・バーベラ・プロダクションワーナー・ブラザーズ・アニメーションへの吸収前最後の作品がパワーパフガールズと知り驚きましたね。

今回、KHB事業部の粋な計らいで仙台会場限定グッズも販売されました。色々ありましたが、私はバッジ1枚買いました。

一生の宝ですね。

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今日の動画

*1:2021年5月現在。