2012-2022

今年は2022年ですが、丁度10年前の2012年が個人的なターニングポイントっぽい年だったので、それから10年ということで心機一転の年にする、というのを今年の目標にしてました(決めたのは4月ぐらいですがw)。

という訳で今年やったのは、見ようと思って見てなかったアニメの視聴と積みアニメの消化。今はサブスクがあるので一気見も楽で助かります。見たアニメはかんなぎらき☆すた絶望先生シリーズ、化物語シリーズ、こどものじかんシリーズ、ロウきゅーぶシリーズ、電波女と青春男臨死!!江古田ちゃん(2019年版)ですね。

かんなぎに関しては昔最終話まで見たのですがあまり記憶がなかったので再試聴。漫画も途中の巻までしか持ってなかったのですが、最終巻まで買って読みました。作品を通して神道の面白さを再確認できましたね。

次にらき☆すた、実はニコニコのMADで使われたシーンしか見たことがなく、見ようと思いつつ見る機会もなく…という訳で今回TVシリーズを見ました。印象としては、MADに使われたシーンは話の間の僅かな部分だったのか!、と。そのシーンが登場する度にここMADで見たとこだ!ってなりましたw

あとパワパフガールズZファンとして特記しておきたいのは23話でかがみの「これも一期一会なのか…」というセリフと共にパワパフZの特別版DVDのジャケットが登場する一幕。1カットだけですが、私的には激アツのシーンでした。

化物語シリーズははっきり言って話の内容が全然頭に入りませんでした。長台詞多すぎて。ただ、キャラの可愛さはちゃんと頭に入ってます。八九寺真宵ちゃんと老倉育ちゃんが可愛かったですね。あと私、旧漢字を見るのが好きなんですけど、背景の標識とかが旧漢字や右横書きで書いてあってカッコイイ・・・!ってなりました。その演出はシリーズ途中で変わっちゃいましたけどね。絶望先生シリーズも内容が頭に入って来ませんでしたけど、演出が面白かったですね。あと小森霧ちゃんが可愛かったです。

そしてこどものじかん、何年か前に仙台放送で「こどものじかん JUNIチャンネル」という本作とは全く関係ないローカル番組をやってて、そろそろこじかのアニメ見ておきたいなーと思ってた作品でした。アニメは普通だったのですが、漫画の方は面白かったですね。読み進めていく間に思わず私自身の小学生時代を振り返ってしまうことが何度もありました。ただの際どいエロ一般漫画かと思いきや、いい話や面白いシーンが結構あります。

江古田ちゃんは企画が面白かったですね。全話別の方が監督を担当し、キャラデザ・声優・アニメスタジオも全話で異なり、アニメが最初の3分だけで残りは各話の監督と江古田ちゃん役等が出演する座談会という番組。アニメ部分も「これ、アニメか…?」っていう回もあったりして新鮮でした。アニメは米たにヨシトモ監督の5話が一番面白かったですが、座談会は3話のしぎのあきら監督の話が興味深く面白かったです。

今年放送のアニメ

私の思い出の作品の10年ぶりの再アニメ化ということで注目していた「ブラック★★ロックシューター DAWN FALL」がついに放送されましたね。声優が誰になっても見ようと思っていたのですが、メインキャラ役が私の好きな声優ばかりで、なんとなく縁を感じました。中でもブラックトライク役の久野美咲は2012年版の「ブラック★ロックシューター」で主人公・黒衣マトの弟、黒衣ヒロ役で出演なさっていて、オーディションで配役が決まったということでこれも凄いなと思いました。ちなみに黒衣マト役の声優は花澤香菜で、同じ事務所の声優である花澤と久野がアニメ初共演した作品であり、ロウきゅーぶ!SSで共演したのち、ハッピーシュガーライフでダブル主人公を演じることに。という2人で、個人的にこの2人が共演する作品は名作っていう法則を提唱してますw

BRSに話を戻しますが、やっぱり最終回のラストは痺れましたね。思わずウルッと来ました。天衝監督を始め再アニメ化に携わった全ての方に感謝感謝です。

次に、5億年ボタン。正式名称は「5億年ボタン【公式】~菅原そうたのショートショート~」で、菅原そうたの新作ですね。元々私はgdgd妖精sのファンだったので、その流れで以降の菅原そうたが携わるアニメ作品は一部除き大体見ているのですが、今作は一番面白かったですね。殆どのスタッフを兼任している監督の菅原そうた自身が20年近く前に発表した「みんなのトニオちゃん」内の5億年ボタン等のエピソードを基に、哲学と思考実験を主軸とした作品で、作中で梵我一如や色即是空などの哲学用語が解説されるシーンがあるのですが、その中で一番しっくりくるというか、今まで私の中で考えていた自己流の哲学に重なるものがありました。「汎神論」です。大まかに言うとこの世の全ては1つの神であるという考え方ですね。私の中では無機物・有機物を問わず全ての物質に意識があるんじゃないかと思っていて、これが本当なら世の中の超常現象、生物の思考も全て説明がつくんじゃないかな、と。自然現象や自由意志と呼ばれるものはそれを構成する物質、環境が決めていることで、それぞれの物質が持っている意志の表れなんじゃないかなと思っていて。この私の考え方に汎神論はちょっと似てるなと思いまして。あとは宇宙プラモデル説も面白かったです。

あと、キャスティングもよかったですね。トニオ役の野沢雅子がハマりまくり。他のキャラもかなりハマってましたけど、井上博士役の高野麻里佳の演技はよかったですね。井上博士はキャラデザの良さはもとより、声もかっこよさ、可愛さ、ミステリアス感が内包されていて井上博士推しの人が多かったのも頷けます。6話のジャイ美に擽られるシーンは最高でした。5話にしか登場しませんでしたが、CVが三上枝織うんこちゃんも可愛かったです。

秋アニメの感想は次回更新時に書くと思います。それでは。

今日の動画